7L/min OKノズル×2個 岩手県一関高専
重さ比で約2割の成長増 ナノバブルの密度も影響
- 3ヵ月の実験で、ナノバブルをやらなかった稚雲丹とくらべて、重さ比で約2割の成長増し。
- このデータは、OKE‐MB04FJを2個使用した時のものです。
- 1個使用ではほとんど変化はなかった。
このことからすると稚雲丹の成長にナノバブルの密度も影響しているようで、非常に興味ある結果です。
マイクロバブルで稚ウニの成長が促進し身入りもよくなる
MB1:Controlとほぼ同程度 | MB2はControl,MB1より餌の摂取速度が速い |
◆MBX:衰弱し全滅⇒エゾアワビでも同様の現象が見られる
MBの発生方式が原因か?MB量が原因か?
⇒ウニの成長促進を伴すMB発生量には最適値がありMB2が最適に近い条件であることが明らかとなった。 |
マイクロバブルによる稚ウニの成長促進効果の実証試験
共通する諸条件:マイクロバブル(MB)発生量以外は同様の条件とした
海水塩濃度 |
35‰(人工海水使用) |
水温・海水量 |
20℃・300リットル |
pH |
8 |
アンモニア濃度 |
0.5ppm以下 |
稚ウニ個体数 |
60個体(サブ飼育槽あたり20個体) |
餌 |
配合飼料と湯通塩蔵わかめを併用 飽食となるよう朝・夕一定量給餌 |
検証期間 |
約3ヶ月 |
MB発生量の異なる4条件でウニを養殖
各条件のMB総気泡量(相対倍率と飽和DO度
MB総気泡量(相対倍率)は大まかな指標
Control(MB装置なし)
MB1(MB装置1台)・・・OK(7L/min)1台
MB2(MB装置2台)・・・OK(7L/min)2台
MBX(強MB装置)・・・高速旋回式