龍泉寺の円池浄化実験
1.はじめに
(1)龍泉寺庭園は嶽山の中腹にあるが、山頂近くに大きな施設が出来て池の湧水がめっきり少なくなった。近年、池の水が汚くなった。原因はコロニーを造らない独立系のアオコが原因であった。(池の水量は推測約1,000m³)
(2)OKノズル稼働期間:2017年10月9日~11月20日まで(40日間) 写真撮影は2018年3月25日まで
(3)龍泉寺庭園は「国指定名勝」の為、大阪府の許可を取る必要があり、実施時期が遅れた。
(4)実験期間が短いので、500L /mi OKノズルが良いのだが、電源が100Vなので100L /min OKノズルを使用した。
2.実験
装置
①OKノズル:100L/mi
②水中ポンプ: 2P、100V,400W
③自吸気体:空気
実験場所ー大阪府富田林市
龍泉寺円池 (水量約1,000m³)
実験期間
2017年10月9日~11月20日(40日間)
3.写真
10月9日設置当日
アオコが繁殖しており水の透明度が無かった。生息している生き物を確認出来なかった。
10月9日、設置
11月17日 アオコが浄化された
OKノズルのナノバブル発生装置を使った池浄化実験で、短期間に水の透明度が向上した。池に生息する鯉を確認することが出来るようになった。
11月20日 FBIA発生装置をストップ
小エビなどの小型淡水生物がよく見えるようになった。アオコが無くなり、池が浄化された。