2010年5月にマイクロバブル発生ノズルを購入された島根県のSさんから6月2日にメールが入りました。興味深いことがありましたので紹介します。
< Sさんからのメール>
昨日のことですが、作業中に指を切ってしまいました。かなり深く切ったので、血がどっと噴出してきました。とっさに、口でくわえたのでそのあと何度もうがいをしないと口の中から血がなくならないほど出血しました。
実はこの作業の前に「イチゴ」の苗をポットから出して、水耕用に土を洗い流す作業をしていました。その作業のために水道にはノズル(OKE-MB01FJ)がつけてありました。指を切った後口でくわえたまま水道のほうに走りました。そしてこのノズルからの流水に指を漬けました。ただ流しただけです。洗面はたちまち真っ赤になりました。なかなか出血が少なくなりません。指から流れ落ちてきますが何度か流水に漬けた後、突然出血が少なくなり、ポタポタという感じになりました。そしてもう一度つけたあとは出血が止まっていました。もう一度流水で流した後、包帯をしました。翌朝(今朝ですが)包帯にはほとんど出血していませんでした。不思議な止血の仕方でした。まず、止まりだしたと思ったらあれほど出血していたのにぴったりと止まったことに驚きました。包帯をするとそこにはかなりの血のあとが普通はつくと思うのに、ほとんどそのあとも出血はしていませんでした。それと切ったところが一度も痛くなりません。
洗っているときには痛かったかもしれませんが、そのときにはそれどころではありませんから、覚えていないのですが、止血したときにまず『痛くないなあ』と感じ、普通ならときどき、ズキズキと痛みが出るのにそれがまったくありません。
確認のしようがありませんが、マイクロバブルの効果が何か働いたのかもしれません。」
メール以上
Sさんのメールを読んで、マイクロバブル水をかけただけで止血し、痛みがなくなるとは不思議な現象だと思いました 。「今後、私もテストしてみます。」と返信すると、「それはやめたほうが、痛いですよ。」とのアドバイス。切るかどうしようかと迷いましたが、Sさんの忠告に従うことにしました。
オゾンのマイクロバブルは殺菌、鎮痛の働きがあると言われています。しかし、水道水に含まれている溶け込んだ気体だけでメールのような止血効果、鎮痛効果があるのには驚きました。
鎮痛作用と止血作用のメカニズムは、今後、解明されるでしょう。
(有)OKエンジニアリング 松永 大